2025年8月26日火曜日

正規化で分母に出てくるΣ — チートシート(単一HTML・CORS安全)

140字要点つき・正規化Σチートシート(CORS安全・単一HTML)

140字要点つき・正規化Σチートシート

外部リソース不使用。MathMLで数式を描画し、非対応環境ではASCIIに自動フォールバックします。

1) 重み付き平均(L1)

f^ = k wk fk k wk
f^ = (Σ w_k f_k) / (Σ w_k)

重みwで合成し分母∑wで正規化。ブレンド比の整合、フィルタのDC保持、fBmの平均明るさ安定に。

2) 幾何級数 S(a,n)

S(a,n)= k=0 n1 ak = 1an 1a (a≠1)
S(a,n) = Σ_{k=0}^{n-1} a^k = (1 - a^n)/(1 - a) (a≠1)

オクターブ合成の総振幅。aは層の減衰率。Sで割ると平均振幅一定。a≈1ではS≈nの近似で数値安定。

3) RMS 正規化

S2 (a,n) = 1a2n 1a2
S₂(a,n) = sqrt( (1 - a^{2n}) / (1 - a^2) )

振幅でなくエネルギーを揃える。S₂=√∑a^{2k}で割り分散を一定化。音・物理ベースの質感均質化に有効。

4) Softmax

pi = esi j esj
p_i = exp(s_i) / Σ_j exp(s_j)

スコアを指数化し分母Z=∑e^{s}で確率化。argmaxを保ちながら滑らか重み化。数値安定はs−max(s)。

5) SNIS(自己正規化重要サンプリング)

μ^ = i wi f(xi) i wi
μ^ = (Σ w_i f(x_i)) / (Σ w_i)

重要度重みwで評価を合成し分母∑wで自己正規化。提案分布のズレに頑健な平均推定に用いる。

6) ヒストグラム→確率

pi = ci j cj
p_i = c_i / Σ_j c_j

度数c_iを総数∑cで割り確率p_iへ。度数表を分布化する基本手順。サンプリングやKL計算の前処理。

7) 重み付き平均・分散

μ= i wi xi i wi , σ2 = i wi (xiμ)2 i wi
μ=(Σ w_i x_i)/(Σ w_i), σ^2=(Σ w_i (x_i−μ)^2)/(Σ w_i)

信頼度や頻度をwで反映。μ=∑wx/∑w、σ²=∑w(x−μ)²/∑w。測定統合や異質データの融合に。

8) ベクトル正規化(L2 / L1)

v^ = v i vi2 , v^ = v i |vi|
v̂ = v / sqrt(Σ v_i^2), v̂ = v / Σ |v_i|

ノルムで割って尺度を除去。L2は方向保持の標準、L1は外れ値耐性やスパース性重視の場面に有効。

備考(表示と配布について)

  • 単一HTML・外部リンクなし:オフラインで完結(CORS/リンク切れを回避)。
  • MathML非対応ブラウザでは自動でASCII式を表示します。
  • 必要に応じてこのまま印刷・埋め込み可能です。
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