. RPCとは何か
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RPCノードは、クライアント(ウォレットなど)がブロックチェーンに対して処理指示を送ったり、データを取得するための API(インターフェース) を提供するサーバーです。HTTPやWebSocketで通信し、
eth_getBalance
やeth_sendRawTransaction
などのメソッドを使ってやりとりします。Ethereum Stack Exchange+13Medium+13Medium+13Blockchain Council+1 -
JSON-RPCは、そのRPCメソッドを呼び出すための 軽量プロトコル です。ウォレットやDAppはこの形式でノードと通信します。AnkrBlockchain Council
2. ウォレットがRPCを必要とする理由
ウォレットは 秘密鍵の管理と署名を行うだけですが、チェーン上の状態(残高、トランザクション履歴、スマートコントラクトの実行結果など)を参照・操作するには、 ノードとの通信が不可欠 です。
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残高を表示するために →
eth_getBalance
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コントラクトデータ(例: token balance)を取得 →
eth_call
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署名したトランザクションを送信 →
eth_sendRawTransaction
など、ブロックチェーンに関する処理は全て RPC 経由で行われます。これによって「鍵管理だけでは機能しない」ことが明らかです。cyfrin.io+5Medium+5GitHub+5Ankr+11Medium+11CoinsBench+11
3. Web3スタックでのJSON-RPCの位置付け
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JSON-RPCはWeb3のスタックにおいて、非常に コアな存在 であり、MetaMaskやInfura、Alchemyのようなサービスがバックエンドで必ず使っている通信プロトコルです。CoinsBench+1
4. RPCエンドポイントの種類と選び方
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パブリックRPC:誰でも使えるが、混雑・レート制限のリスクがある
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プライベートRPC:専用で高速かつ安定。商用サービスではこちらを推奨
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自前ノード:完全な制御が可能だが、ストレージ・同期・運用が重い
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代替エンドポイント:フォールバック用の予備として複数準備するのが信頼性向上に効果的です。AlchemyMitosis Universitycyfrin.io
まとめリンクリスト
項目 | 内容 |
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RPCノードの役割 | RPCノードはウォレットやDAppがブロックチェーンとやり取りする仲介サーバー。MediumAlchemy |
JSON-RPC概要 | 軽量プロトコル。メソッド名・パラメータなどをJSONで送受信。ブロックチェーンとの基盤通信方式。AnkrBlockchain Council |
Web3全体への重要性 | Ethereum などでは、状態読み取りもTx送信も JSON-RPC が基盤。CoinsBenchAnkr |
種類と運用の考え方 | パブリック vs プライベート RPC vs 自前ノード:用途に応じて使い分けるのが安定動作の鍵。AlchemyMitosis Universitycyfrin.io |