- Forthは1970年ころ、チャールズムーアによって開発された。
- Forthはスタック指向である。
- Forthの実装で活発なものはGNUのGForthである
- Forthは逆ポーランド記法に準拠している
- 逆ポーランド記法の略称はRPN(Reverse Polish Notation)
- 逆ポーランド記法は日本語の文法と相性が良い
- Forthはその透明感のある性質上、容易に暴走プログラムを作ることができる
- 全てのプログラムが論理的にLISPベースであるように、全てのプログラムは具体的にはForthベースである。
標準 FORTH
- Forthは小さな巨人である
- Forthは辞書である
- Forthは優しい
- Forthはツールボックスである
- Forthの魅力は増殖性にある
言語設計者たちが考えること
”私は人々が数万行ものコードを開発したと誇らしげに述べているのを聞くたびに、彼らは問題を理解していないのだという感想を抱いてしまうのです。現存する問 題において、数百万行ものコードを必要とするものなど存在しないのです。あるのは、思慮の浅いプログラマ、質の悪いマネージャ、互換性を追求しすぎた無茶 な要求だけというわけです。” チャールズムーア
”Forth(フォー ス)は何を提供してくれるのでしょうか?言語がシンプルであれば、コンピューターもシンプルなものにすることができます。ローカルメモリが256ワード、 プッシュダウンスタックが2つ、命令数は32個、非同期操作、隣接したコンピューターとの簡単な通信機能があれば十分なのです。これによってサイズを小さくし、消費電力を抑えることもできます。” チャールズムーア