なっとくする数学記号
コンピューター「言語」と聞いて、馴染みのない人は「語源は何か」と考えるように、数学にまつわる記号にも語源があった上で普段の数学生活で利用されている。Σや∮、あるいはfやgといった記号にまつわる意味さえも、無名関数や継続、卑近な例ではfooといった概念や識別子のように、ある時発明され発見されたものの集積だ。
タチの悪いことに、そのどちらも突然記号として現れ、明確に説明のないまま、暗黙知として数学の記号は存在することが多い。
まずは取りかかりとしてこの63講を受講して、その上で専門分野の記号の意味について理解を深めて欲しい。