2008年刊の名著『強くなるロボティック・ゲームプレイヤーの作り方』がプレミアムブックス版として2016年に復刊。C++でロボット/ゲームAIに強化学習を実装する実践書です。著者は八谷大岳・杉山将。紙版・電子版あり、サンプルコードはマイナビのサポート/商品ページから入手できます(発売日:2016/06/08、ISBN:978-4-8399-5673-8)。

強くなるロボティック・ゲームプレイヤーの作り方 プレミアムブックス版 ~実践で学ぶ強化学習~
- C++によるロボット強化学習
- サンプルソースのダウンロードはこちら
追記:よくある質問(FAQ)
- Q. 復刊で内容は変わりましたか?
- A. 基本内容は2008年版と同一で、プレミアムブックスとして再刊されています。
- Q. 使用言語は? Pythonでも学べますか?
- A. 本書の実装はC++中心です。概念は他言語にも応用できますが、サンプルはC++です。
- Q. サンプルコードはどこで入手できますか?
- A. 出版社の商品/サポートページからダウンロードできます(販売サイトの案内を参照)。
- Q. 電子版(eBook)はありますか?
- A. あります。販売状況は各ストア(出版社サイト、Amazon等)でご確認ください。
- Q. どんな人に向いていますか?
- A. C++で強化学習を実装してみたい初中級者〜実務者、ロボット制御やゲームAIに関心のある方。
- Q. 具体的に何が学べますか?
- A. 強化学習の基礎からアルゴリズム、ロボット/ゲームエージェントへの実装手順までを通しで学べます。
- Q. 事前に必要な知識・環境は?
- A. C++の基礎、確率・線形代数・微積の初歩。標準的なC++コンパイラ/IDE(GCC/Clang/Visual Studio等)。
- Q. 価格や在庫は?
- A. 変動するため、最新情報は出版社ページや通販サイトでご確認ください。
主要トピック(各1行)
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MDP:状態・行動・遷移・報酬で問題を定式化する土台。
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動的計画法:モデル既知前提で価値・方策を反復更新して最適化。
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モンテカルロ:エピソード平均で価値推定。モデル不要・高分散。
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TD学習:1歩先の推定でブートストラップ更新。オンラインに向く。
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SARSA:実行中の方策で更新するオンポリシー。安全寄り。
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TD(λ):エリジビリティ痕跡で多段のTD誤差を混合。
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Q学習:max行動で更新するオフポリシー。理論収束性が強い。
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近似(線形/カーネル):特徴表現で連続空間の価値関数を近似。
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政策勾配:方策を確率分布として直接最適化(REINFORCE等)。
代表課題
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三目並べ:離散・完全情報で基礎検証に最適。
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Mountain Car:連続状態で谷脱出。探索設計がカギ。
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Acrobot:二重振子のスイングアップ。制御系の定番難題。
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