日本では貨幣損傷等取締法により、貨幣を故意に損傷・加工することが禁止されていますが、海外では国ごとに異なるルールがあります。
海外の貨幣加工に関する規制
アメリカ(米国)
貨幣を損傷することは違法(18 U.S. Code § 333)
ただし、「詐欺や偽造の目的」でなければ、コインアートや記念加工は容認されることが多い。(例:ペニーを押しつぶす「プレスペニー」)
紙幣に関しては、識別不能になるほどの改変は違法。
カナダ
カナダ銀行法では紙幣の損傷や落書きが禁止。
コインについての規制は比較的緩く、アートや加工目的の改変は認められることが多い。
イギリス(英国)
1971年通貨法により、貨幣を損傷することは違法(特に意図的な切断や加工)。
ただし、記念目的の加工やアートに関してはあまり厳しく取り締まられていない。
オーストラリア
貨幣損傷は禁止されているが、違法とされるケースは主に「詐欺や偽造」の場合。
コインをアート作品に加工することは容認されることが多い。
EU(欧州連合)
国によるが、基本的に紙幣の損傷は禁止されている(欧州中央銀行の規則)。
コインについては国によって異なり、加工やアート目的の改変が許される国もある。
中国
紙幣・貨幣の損傷や加工は違法。
文化的にお金に対する敬意が強く、特に公共の場での破損行為は厳しく罰せられる可能性がある。
韓国
貨幣の損傷や改変は禁止。
特に紙幣の落書きや破損は法律で処罰されることがある。
まとめ
紙幣の損傷はほぼ全世界で禁止
コインの加工に関しては、アートや記念目的なら許される国も多い
「詐欺・偽造目的」での加工はどの国でも違法
例えば、アメリカのプレスペニーのように、一部の国では観光地などで公式に貨幣を加工できる場所もありますが、国によっては厳しく規制されているので、旅行先で加工する場合は注意が必要ですね。