情報にとって美とは何か
きれい、すごい、尊い。
その一言の前にある「なぜそう感じたか」を、言葉でほどく本です。
「美」を、雰囲気ではなく、伝わり方の話として扱います。
読み終える頃には、同じ作品が別の角度から見えるはずです。
1. 美は「空気」ではなく「伝わり方」
美は、作品に貼り付いたラベルではありません。
受け取った側の中で、ある並び替えが起きたときに立ち上がる感触です。
つまり、美は「感じた」で終わりません。
どう伝わったか、どこで引っかかったか、何が増えたか。そこに手がかりがあります。
批評テレビは、その手がかりを、むずかしい言葉で囲いません。
できるだけ平たい言葉で、読み手の手元に戻します。
2. つまらなさは、同じ話のくり返し
つまらない、という感覚は「だめ」の判定ではありません。
それは「もう知っている」「増えていない」という合図です。
逆に言うと、増えた瞬間にだけ面白さが来ます。
作品が変わるのではなく、こちらの見方が増えるからです。
この本は、面白さを盛りません。
増え方を作ります。増え方がきれいなとき、それが「美」に近づきます。
3. 価値は、希少な驚きから始まる
価値は、ランキングや評判だけで決まるものではありません。
まず、あなたにとって「もう一度起こしにくい驚き」があるかどうかです。
驚きは希少です。だから価値になります。
4. 軸を増やすと、世界が増える
ひとつの説明で全部まとめると、分かった気分にはなれます。
でも、驚きは減ります。
批評テレビは、軸を増やします。
放送、国策、文学、戦後、感情、記憶。
同じ対象を別の角度から見ると、情報が増えます。
その「増え方」が気持ちいいとき、私たちはそれを美と呼んでしまう。
この本は、その瞬間を増やすための道具です。
1分で分かる要約
つまらなさは、増えていないという合図。
価値は、希少な驚きから始まる。
軸を増やすと、世界が増える。
価格と購入形態
ここまで読んで、テーマに興味が残ったら買い時です。
購入
購入前に、上の「価格とオンデマンド」を読んでください。
納得できた場合だけ、Amazonを開いてください。
準備中...