(海外) 海外でも、Risographスタジオやブックアートのコミュニティを中心に「アンカット本」的な要素がみられます。例えばロンドンやニューヨークには、RisoLabやStencilといったリソグラフ印刷工房があり、アーティストが参加して自分で製本まで行えるワークショップを提供しています。米国のThe Book Arts LeagueやSan Francisco Center for the Bookでは、手製本や製本術の講座が開かれており、製本未経験の個人が自作本を持ち込んで綴じるサポートを受けられます。こうした非営利施設はコミュニティスペースとして機能し、自分で本を完成させるスキル習得を支援するサービスと言えます。
(海外) 海外にも1冊からのオンデマンド印刷サービスが多数存在します。代表例としてLuluがあります。Luluはセルフパブリッシング用プラットフォームで、ユーザーがPDF等をアップロードするだけで1冊から印刷発注可能ですblog.lulu.com。印刷形式(ペーパーバック、ハードカバー、カラー/白黒など)やサイズを選べ、見積もりもサイト上で確認できます。例えば、150ページ白黒ペーパーバックなら1冊約5ドル程度から印刷でき、必要な分だけ注文できますprintingcenterusa.com。Luluでは必要に応じて1冊でも1000冊でもオンデマンド印刷・発送できる柔軟性が特徴ですblog.lulu.com。またBlurbは写真集やコミックなど高品質なカスタムブック作成に強みがあり、こちらも1冊から注文できますsupport.blurb.com。ユーザーはまず1冊「プルーフ」(校正刷り)を注文して仕上がりを確認し、問題なければ追加注文するといった使い方が推奨されていますsupport.blurb.com。そのほかAmazon KDP (Kindle Direct Publishing)でも自作の本を登録すれば1冊からプリントオンデマンドで購入できます(主に販売目的)。実店舗系では、米国のFedEx Office(旧Kinko’s)やStaples、Office Depotなどが店頭でPDF印刷・簡易製本サービスを提供しています。これらではページの出力後にコイル綴じやプラスチック製本、製本テープ止めなど簡易な製本がその場で可能で、1部から対応していますoffice.fedex.comoffice.fedex.com。一部の店舗には※無線綴じ機がない場合もありますが、プレゼン資料やマニュアル程度の製本なら即日で仕上がります。さらに世界各地の一部書店や図書館には、Espresso Book Machineと呼ばれる1冊丸ごと自動印刷・製本する装置が導入されている例もあります。これは数分で一冊のペーパーバック本をその場で作れる機械で、利用できる場所ではその場で一冊から本を印刷・購入することが可能です(※設置箇所は限られます)。このように海外でも、個人が1冊から本を作れるサービスがオンライン・オフラインともに整備されており、納期はオンデマンド印刷なら数日以内(場合によっては当日)で手にできるのが一般的ですblog.lulu.comblog.lulu.com。価格帯は仕様によりますが、白黒のテキスト主体ペーパーバックで1冊あたり数ドル~十数ドル程度、カラー写真集や大型本では数十ドルになることが多いです。いずれも個人での小ロット利用が可能であり、在庫を抱えず必要な分だけ印刷できる点が共通していますblog.lulu.comblog.lulu.com。