2026年3月22日日曜日

🧙‍♂️NTP(Network Time Protocol)の「仕様」は、実装者向けには NTPv4: RFC 5905 が基準です。(旧版として NTPv3: RFC 1305、原型として RFC 958 もあります

 RFC(Request for Comments)は、インターネット技術やプロトコルに関する標準や仕様を定義するための文書です。NTP(Network Time Protocol)もRFCとして定義されています。以下に、NTPに関連する主要なRFCを示します。


NTPに関連する主なRFC

  1. RFC 5905

    • タイトル: Network Time Protocol Version 4: Protocol and Algorithms Specification

    • 概要: NTPv4の仕様を定義しています。IPv6のサポートやセキュリティ機能の向上、精度の向上が含まれています。

  2. RFC 1305

    • タイトル: Network Time Protocol (Version 3) Specification, Implementation and Analysis

    • 概要: NTPv3の仕様を定義しています。基本的なアルゴリズムや同期プロセスを詳述しています。

  3. RFC 4330

    • タイトル: Simple Network Time Protocol (SNTP) Version 4 for IPv4, IPv6 and OSI

    • 概要: 軽量版のNTPであるSNTPの仕様を定義しています。リソース制限のある環境で使用されます。

  4. RFC 778

    • タイトル: DCNET Internet Clock Service

    • 概要: 最初期のNTPに関連する文書で、時刻同期サービスの概念を記述しています。

  5. RFC 2030

    • タイトル: Simple Network Time Protocol (SNTP) Version 4

    • 概要: SNTPの以前のバージョンを定義しています。


RFCの意義

RFCはインターネットの標準化プロセスの基礎を形成しており、技術者が参照する公式なドキュメントです。NTPの仕様もRFCを通じて進化してきました。最新の仕様に従うことで、互換性やセキュリティを確保できます。

NTPのRFCを確認したい場合、IETFのRFCリポジトリで文書を検索できます。

2026年3月21日土曜日

🔯USDZからのUE利用でなにもかも全てがうまくいくのか?(fbxはもとより、glbなど) osごとの推奨ARフォーマットの違い

 

UEにUSDZのインポーターがあるUSD仕様はピクサーが作った

とにかくOSXはUSDZ推し、なぜなら、仕様をピクサーが作ったから。

PixarのUniversal Scene Description規格を活用し、USDZはARおよび3DコンテンツをAppleデバイスに提供します。AppleはPixarと共同で一連の新しいスキーマを開発し、ARユースケース向けに形式をさらに拡張しています。


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SKETCHFABの画面、USDZびいきであり、ダウンロードするとiOSならARが動く

未来は約束されている、しかし、Unity UEでの反応はどうなのか?

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Three.jsでエクスポートしたUSDZをUEで読み込む

🐒日本では貨幣を加工したら怒られますよね、海外ではどうなってますか?

 日本では貨幣損傷等取締法により、貨幣を故意に損傷・加工することが禁止されていますが、海外では国ごとに異なるルールがあります。

海外の貨幣加工に関する規制

  1. アメリカ(米国)

    • 貨幣を損傷することは違法(18 U.S. Code § 333)

    • ただし、「詐欺や偽造の目的」でなければ、コインアートや記念加工は容認されることが多い。(例:ペニーを押しつぶす「プレスペニー」)

    • 紙幣に関しては、識別不能になるほどの改変は違法。

  2. カナダ

    • カナダ銀行法では紙幣の損傷や落書きが禁止。

    • コインについての規制は比較的緩く、アートや加工目的の改変は認められることが多い。

  3. イギリス(英国)

    • 1971年通貨法により、貨幣を損傷することは違法(特に意図的な切断や加工)。

    • ただし、記念目的の加工やアートに関してはあまり厳しく取り締まられていない。

  4. オーストラリア

    • 貨幣損傷は禁止されているが、違法とされるケースは主に「詐欺や偽造」の場合。

    • コインをアート作品に加工することは容認されることが多い。

  5. EU(欧州連合)

    • 国によるが、基本的に紙幣の損傷は禁止されている(欧州中央銀行の規則)。

    • コインについては国によって異なり、加工やアート目的の改変が許される国もある。

  6. 中国

    • 紙幣・貨幣の損傷や加工は違法。

    • 文化的にお金に対する敬意が強く、特に公共の場での破損行為は厳しく罰せられる可能性がある。

  7. 韓国

    • 貨幣の損傷や改変は禁止。

    • 特に紙幣の落書きや破損は法律で処罰されることがある。

まとめ

  • 紙幣の損傷はほぼ全世界で禁止

  • コインの加工に関しては、アートや記念目的なら許される国も多い

  • 「詐欺・偽造目的」での加工はどの国でも違法

例えば、アメリカのプレスペニーのように、一部の国では観光地などで公式に貨幣を加工できる場所もありますが、国によっては厳しく規制されているので、旅行先で加工する場合は注意が必要ですね。

🧊こんなにある、zipで固めてあるファイルフォーマット

 ファイルフォーマットでZIP圧縮を使用している例をいくつか挙げます。ただし、ここで挙げるのは一部であり、他にも多くのフォーマットが存在します。

  1. .zip - ZIPファイルそのもの。複数のファイルやフォルダを1つのファイルにまとめ、圧縮するために広く使用されています。

  2. .jar - Java ARchive。Javaクラスファイルやメタデータ、リソースを一つにまとめたファイル形式です。ZIPフォーマットを基にしています。

  3. .docx/.xlsx/.pptx - Microsoft Office 2007以降のドキュメントファイル。Word、Excel、PowerPointのファイルは内部的にはZIP圧縮されたXMLファイルやリソースを含んでいます。

  4. .epub - 電子書籍の標準フォーマットの一つ。HTML、CSS、メタデータなどをZIP圧縮して包含しています。

  5. .apk - Androidアプリケーションパッケージ。Androidアプリの配布やインストールに使われるファイル形式で、ZIP形式をベースにしています。

  6. .crx - Chrome拡張機能。Google Chromeブラウザの拡張機能を配布するためのファイル形式で、ZIP圧縮されています。

  7. .cbz - コミックブックZIP。画像ファイルをZIP圧縮してまとめた電子コミックのフォーマットです。

3D関連

  • .fbx - Filmboxフォーマット。一部のバージョンではZIP圧縮が利用されており、3Dモデルやアニメーションなどを含むことができます。

  • .dae - Collada Digital Asset Exchange。3Dモデルを交換するためのフォーマットで、ZIP圧縮されたXMLベースのフォーマットをサポートしています。

グラフィック関係

  • .svgz - 圧縮されたScalable Vector Graphics。SVGファイルをgzip(ZIPの一種)で圧縮したもので、ベクターベースの画像フォーマットです。

プログラミング関係

  • .war - Web Application Archive。Java EEのWebアプリケーションを配布するためのフォーマットで、複数のJava ServletやJSP、ライブラリなどを含みます。.jarフォーマットの特殊な形態で、ZIP圧縮を使用しています。

  • .ear - Enterprise Application Archive。Java EEのエンタープライズアプリケーションを配布するためのフォーマットで、.warや.jarファイルなどを含むことができます。これもZIP圧縮を使用しています。

その他

  • .xpi - Mozilla拡張パッケージ。Firefoxブラウザの拡張機能やテーマを配布するためのファイル形式で、ZIP圧縮されています。

  • .oxt - LibreOffice、OpenOfficeの拡張機能。これらのオフィススイートの機能拡張をするためのファイル形式で、ZIP圧縮を使用しています。


📘 『Apprentice to Genius(天才の弟子)』

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📘 『Apprentice to Genius(天才の弟子)』

  • 著者:ロバート・カニゲル
  • 原題:Apprentice to Genius: The Making of a Scientific Dynasty

📘 WHAT(何を扱っている本か)

本書 Apprentice to Genius は、
物理学・生理学分野における**師弟ネットワーク(科学者ダイナスティ)**を追跡したノンフィクションです。

主に扱われる系譜は以下です:

  • J. J. Thomson
    (電子の発見・ケンブリッジ)
  • Ernest Rutherford
    (原子核モデル)
  • Niels Bohr
    (量子化された原子モデル)
  • James Chadwick
    (中性子の発見)
  • Max Delbrück
    (生物物理・ファージ研究)
  • Salvador Luria
    (ファージ遺伝学)
  • Seymour Benzer
    (遺伝子構造・神経遺伝学)

👉 つまり
物理学(ケンブリッジ系)から分子生物学(ファージグループ)への系譜
という「科学の血統」を描いています。


🔧 HOW(どのように描いているか)

本書は「業績」ではなく、以下の仕組みを具体的に追います:

1. 研究室という環境(例:Cavendish Laboratory)

  • Thomson や Rutherford の研究室では
    • 問題設定の自由度
    • 実験重視の文化
      が強く、弟子に影響を与えた

2. 思考様式のコピーと変形

  • Rutherford
    • 「複雑な理論より、単純な実験で確かめる」
  • Bohr
    • そこに理論(量子)を持ち込み拡張

👉 同じ師でも
**コピーではなく“変形された継承”**が起きる


3. 分野のジャンプ(物理から生物へ)

  • Delbrück は物理出身だが
    • 「生命も物理で理解できる」と考え
      → ファージ研究へ移動

👉 これにより
物理の思考法が生物学へ移植される


4. 共同体としての科学(Phage Group)

  • Luria・Delbrück・Benzer らは
    • 競争よりも情報共有を重視
    • 同じ問題を複数人で攻める

👉 個人ではなく
“集団アルゴリズム”として科学が進む


5. 師弟関係の選別機構

  • 優秀な学生は
    • 誰の研究室に入るかで進路が決まる
  • 例:
    • Cavendish系に入る
    • ファージグループに参加する

👉 これが
知識の伝播経路そのもの


🧠 まとめ(圧縮)

  • WHAT
    科学者の系譜(Thomson → Rutherford → Bohr → 分子生物学系)
  • HOW
    研究室・思考様式・分野横断・共同体を通じて
    知識がコピーではなく変異しながら伝播する過程

💡 最小定義

👉 科学とは「人間ネットワーク上での進化プロセス」である


2026年3月20日金曜日

📐確率的プログラミング言語の解説 webppl

 確率的プログラミング(Probabilistic Programming: PP)は、確率的モデルを指定し、そのモデルに対する推論を自動的に行うプログラミングパラダイムである

いくつかのPPLが活発に開発されており、その中にはベータテスト中のものもある。最も人気のあるツールは、StanとPyMC3の2つ。

不確実性の時代において、確率論的プログラミングは計算問題解決の変革的なアプローチとして注目されています。従来のプログラミングが決定論的なルールに基づいて動作するのに対し、確率論的プログラミングはランダム性や不確実性を基本要素として取り入れています。確率論をプログラミングの核に組み込むことで、現実世界の複雑な現象をより効果的にモデル化することが可能になります。

確率論的プログラミングの核心は、不確実性を単に許容するのではなく、それを活用するモデルを定義できる点にあります。これらのモデルは隠れたパターンを推論し、結果を予測し、新しいデータに動的に適応することができます。人工知能、金融、医療などの分野では、すでにこのパラダイムを活用して、より賢明なデータ駆動型の意思決定を行っています。

確率論的プログラミングの優雅さは、人間の直感と機械の精密さを橋渡しする能力にあります。現実の確率的な性質を捉えることで、不確実性に満ちた世界の複雑さを自信と明瞭さを持って乗り越えるための新たな道を切り開いてくれるのです。

WEBPPLにはAssignmentExpressionsやループ構文(for、while、doなど)はありません。

純粋な関数型言語の方が、推論アルゴリズムの実装に使用しているContinuation-Passing Style (CPS)への変換が容易だからです。

Stan mc-stan.org


この言語は、実装が簡単で、モデルを書くのに適しており、他の言語(Churchなど)の良い中間目標となることを目的としています。

WebPPL(「ウェブ・ピープル」と発音)は、Javascriptの(純粋に機能的な)サブセットの上に構築された小さな確率論的プログラミング言語です。この言語は、実装が簡単で、モデルを書くのがかなり快適で、他の言語(Churchなど)の良い中間ターゲットになるように意図されています。

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3人のヒトがいてそれぞれいい奴かどうかいうというモデル。runボタンおしらたいごく。

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何か、確率変わったぞ。なんかちょっと気分がいいな。

この単純なRational Speech Actsモデルは、Frank and Goodman (2012)やGoodman and Stuhlmueller (2013)で紹介されています。

確率的プラグマティクスのアプローチは、確率的な 確率的モデルのツールを活用して、コミュニケーションの一般的な理論を開発し、洗練させるために、確率的な 確率的モデルを形式化したものである。

コミュニケーション自体が合意に基づいて曖昧なものだから確率モデルにしてみましたという事らしい。

Rational Speech Act (RSA)のフレームワークは、話し手と聞き手の間の再帰的推論としてコミュニケーションを見ています。聞き手は、状況のいくつかの状態についてナイーブな聞き手に知らせるためにしようとしている協力的な話者についての推論によって話者の発言を解釈します。ベイズ推論を用いて、リスナーは、話者が何らかの発言をしたことで、世界の状態がどのようなものになる可能性が高いかについて、話者がリスナーがその発言をどのように解釈する可能性が高いかについて推論していることを知りながら、推論します。

コードが動くから気長にみていこう。

Churchは元々MITでJoshua Tenenbaumが主宰する計算論的認知科学グループで開発されました[2]。Bher、MIT-Church、Cosh、Venture、Anglicanなど、いくつかの異なる推論アルゴリズムと具体的な言語が存在します。

もっとわかりやすいデモが

このアプリケーションは、ランダムに2Dのつるのような構造を生成するWebPPLプログラムを備えています。WebPPLの推論機能を使って、プログラムの出力が目標形状に一致するように制約を加えています。